縄文時代の編み物

こんにちは! どきたんだよ!

縄文時代の人たちは、木の皮やツルを使って編んだカゴや敷き物を使っていたんだよ。
自然の中にある材料を上手に使った編み物なんだけど、
植物が材料だから腐りやすくって、遺跡にはなかなか残らないんだって。

でも、谷地遺跡の縄文人も編み物をしていた証拠が見つかったんだ

貯蔵穴の土器出土状況
 
貯蔵穴の中から土器がシュツドしているね。

貯蔵穴の土器出土状況

土器の底が逆さまになっていて、破片がバラバラにシュツドしているよ。
まるで穴の上から土器を投げ入れたみたいだね

土器底面の網代圧痕

さて、土器の底の部分に注目してみよう
何やら印みたいな跡がいっぱいついているのが分かるかな?

実は、これが縄文時代の編み物の跡なんだ。
土器を作るときに下に敷いていた敷き物の編み目が、
土器の底に押しつけられて跡が残ったんだって

この敷き物は、木の皮を細く裂いたヒモを使って編まれたものらしいんだ。
縄文人は土器に細かい模様をつけたり、編み物をしたり、手先が器用だったんだね

ずっとムカシに腐ってなくなってしまった編み物のことが、
土器に残った跡から分かるなんて、面白いね

じゃあ、またねー!

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縄文時代には土器や石器をはじめさまざまな道具が用いられましたが、その一つに植物を編んで成形した製品があります。それらは、先史時代から現在まで使われ続けている稀な道具と言えます。薄く加工した植物質の材(樹皮など)を縦横または斜めに規則的に組んだ編み物は、編み方や材質の形状を変えることで、敷き物やかご、ざるのように様々な種類の製品をつくることができました。このような植物を材料とした製品は腐りやすく、遺跡から出土することはほとんどありません。なかなか残りにくい編み物の痕跡が、紹介した写真のように土器の底に残っていることがあります。縄文人が敷き物に利用した編み物の上で土器を作ったために、その編み目が土器の底に押しつけられ、圧痕として残ったのです。その痕跡から、腐ってなくなってしまった編み物の材料や、編み方の技術を窺い知ることができるのです。<M>
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