ポンポン優しく美しく! −土器の拓本−

こんにちは! どきたんだよ!

今日は土器の拓本(たくほん)をとる作業を見てみようね

拓本っていうのは、土器の表面に付けられた模様を紙に写し取ったもののことだよ。

みんな、10円玉の上に乗せた紙を鉛筆でこすって、10円玉の模様を写し取って遊んだことがあるんじゃないかな? 実はあれも、拓本の一種なんだよ

鉛筆を使う場合は、乾いた紙に写し取るから乾拓(かんたく)って言うんだけど、土器の場合は硬い鉛筆でこすると表面を痛めてしまうから、湿拓(しったく)って言う別の方法が考え出されたんだ。

さぁ、どうやって拓本をとるんだろう

拓本の作業
 
土器の上に柔らかくて薄い和紙をのせて、霧吹きで湿らせた後に、和紙の上から歯ブラシでトントントントン、優しくたたいているよ。

湿らせた和紙の下の空気を抜いて、土器の表面に密着させるんだ。縄目の模様の小さなくぼみにも空気が残らないように。とっても細かい作業だね

拓本の作業

密着させた和紙が半分くらい乾いたら、ポンポンポンポン、墨汁を染み込ませたタンポで和紙の表面に墨をおいていくよ。

拓本の作業

濃すぎたり薄すぎたりしないように、慎重に墨をのせていくと、土器の模様が浮かび上がってきたよ。細かい縄目の模様もきれいに見えるね

拓本の作業

これが出来上がった拓本だよ

拓本の作業

断面の実測図と組み合わせて出来上がり。

拓本の作業

ちなみに、この土器の上の部分はこんな形をしているよ。弥生時代の大きな壺なんだ

こうやってハックツされた土器を図にすると、遠くの遺跡の土器と比べたりすることができるんだ。

じゃあ、またねー!

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