ちっちゃな遺物も逃さない! −フローテーション遺物の回収作業−

こんにちは〜

谷地遺跡の遺物洗浄作業もズイブン進んで、今では石製遺物の洗浄に移ってるんだ。洗った遺物の乾燥に使ってるお部屋も、ごらんの通り石だらけ!

水洗選別作業

 
…おや?石だらけの奥で、何か作業してる人たちがいるね?
ナニやってるんだろう?

水洗選別作業

水洗選別作業

こんにちは〜。…うわぁ!ナンカ細かい粒々がイッパイだぁ!!

作業員さんA「これはね、谷地遺跡の遺構の土をそのまま回収してきて、目の細かい網を使って土だけ洗い落した残りの粒々なのよ。」

作業員さんB「網を使って土だけ洗い落とす作業を、ウォーターフローテーションっていうのよ。これは、フローテーション後の残留物をいったん乾燥させたものなの。」

水洗選別作業

ふぅん…。でも、そんな細かい粒々、どうするの?

作業員さんA「この粒々はほとんどが小さな石なんだけど、小さな遺物も結構含まれてるの。それを回収するのも大切な仕事なのよ。」

へぇ〜!そうなんだぁ!!

水洗選別作業

作業員さんB「ほら、これ。これは、獣の骨のかけらなのよ。普通、骨は土の中では溶けて無くなっちゃうんだけど、谷地遺跡に暮らした縄文人たちは、獣の骨を焼いて、細かく砕いてから『送りの場』に葬ったらしいの。焼いた骨は土の中でも溶けなくなるのよ。」

へ〜!! 縄文人の知恵もスゴいけど、作業員さんたちの根気もスゴいねぇ!

水洗選別作業

水洗選別作業

水洗選別作業

作業員さんA「こうして、ピンセットで骨のかけらと炭化物の粒を拾い出すの。たしかに根気がいる仕事よねぇ。」

作業員さんB「細かくて大変だけど、これも大切な遺物だし、こんな小さなモノからわかることもいっぱいあるのよ。」

遺跡の整理作業って、イロイロな作業があるんだねぇ!!

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