コマカ〜イ文字で! −土器の注記作業−

こんにちは〜

谷地遺跡の遺物整理作業だけど、ケッコウ順調に進んでるみたいで、第1ステップの土器や石器についた土を洗い落とす作業はもうオシマイになったみたいだよ!

じゃ、作業員さんたちはナニやってるのかな〜?

遺物の注記作業

 
遺物の注記作業

ん? なんか、土器のカケラに細い筆でなんか書いてるぞ!?

遺物の注記作業

作業員さんA「これは、遺物整理作業の第2ステップ、<注記>の作業よ。」

<注記(ちゅうき)>?

作業員さんA「そう。遺跡の発掘調査では、出土した遺物はただ持ちかえってくるわけじゃないの。遺跡の名前、出土した年月日、調査エリア名、遺構名、出土層位、出土状態など、<その遺物がどのような状態で出土したか>を記録しながら回収するの。<注記>の作業では、土器の破片ひとつひとつに出土データを書き込んでいくのよ。」

え〜!! 何万個もある土器のカケラ、ゼンブに書き込まなきゃならないの!?

作業員さんA「そうよ。ひとつひとつに書き込むことで、いつでもその破片の出所がわかるし、破片が迷子にならないで済むでしょ。」

遺物の注記作業

そうだけど〜、谷地遺跡って、モノスゴイ量の土器のカケラがあるじゃん? 全部手書きって、大変じゃないの〜?

作業員さんA「そうね。どきたんの言う通り、全部手書きだとものすごく大変よね。でも、谷地遺跡の整理作業では、秘密兵器を導入しているの! あっちの、ハチマキを巻いた作業員さんの所に行ってごらん。」

どれどれ〜? おや? ハチマキさんがパソコンとにらめっこしてるよ!

遺物の注記作業

ハチマキさん「これは<遺物注記マシン>だよ! このパソコンに入力した文字を、土器に印刷するプリンターなんだ。ちょっと見ててね。」

遺物の注記作業

これがウワサの<遺物注記マシン>!

遺物の注記作業

これがプリンター部分

遺物の注記作業

テーブルに土器をセットしてスイッチを入れる。「シュッ!」と、一瞬で注記完了!

遺物の注記作業

プリントされた出土データ

へ〜!! これすごいね〜! はいてくだね〜!! こんなに便利な機械があるなら、手書きなんてやめちゃえばいいのに!?

ハチマキさん「この機械は、たしかにものすごいスピードで注記ができるんだけど、ある程度大きな破片でないと文字がはみ出しちゃうんだ。それに、大きすぎる遺物も機械に収まりきらないから注記できないんだよ。そんな遺物はやっぱり手書きしないとね。」

なるほど〜! テキザイテキショってわけだね!

<Y>
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