人面獣の石像ハッケン!?

こんにちは〜

今日はモノスゴイ大発見をしたんだ!!

今日、ボクが町内をタンケンしてたら、とあるお家の裏庭で、カラダはケモノ、でも顔はニンゲンの『人面獣』の石像をハッケンしたんだ!!

猫神様

 
さっそく写メって、文化財保護係の調査員さんに見せに行こ〜!!

―蔵王町教育委員会教育総務課 文化財整理室―

ねぇねぇ! 見て見て〜!! ボク、人面獣の石像をハッケンしたんだ!! 蔵王町にもオーパーツがあったんだよ! ダイハッケンだよね〜!!

調査員さん「え〜!? 何かの見まちがいじゃないの?」

そんなことないよ! 写メって来たからちゃんと見てよ!!

猫神様

調査員さん「どれどれ…? あぁ、これは『猫神さま』だよ!」

猫神さま? 人面獣じゃないの!?

調査員さん「うん。ちょっと人の顔みたいに見えるけど、これは猫をかたどった物なんだよ。」

え〜〜〜〜…猫かぁ…ザンネン…(+_+)

調査員さん「いやいや、そんなに残念がらなくても…ごめんなさいね…<(_ _)>」

調査員さんが悪いんじゃないよ…。でも、この『猫神さま』って、どういう神さまなの?

調査員さん「猫神さまは、養蚕の守り神なんだ。養蚕は、家の屋根裏とかで蚕を飼って、さなぎになる時に作るマユを集めて出荷するお仕事で、昔はたいていの農家が営んでいたんだよ。」

蚕って、白いイモムシでしょ? ボクちょっとニガテだな…(^_^メ)

調査員さん「うん。ちょっと気持ち悪いね(~_~;) それでね、養蚕では、ネズミは大敵だったんだ。」

え?どうして?

調査員さん「ネズミが蚕やマユを食べちゃうんだよ。昔は、たいていの農家は現金の手持ちが少なかったんで、蚕の卵を買うお金を借りて養蚕する家も多かったんだ。大切な収入源の蚕やマユを、ネズミに食べられたら困っちゃうよね。だから、いつの頃からか、神さまに『ネズミよけ』をお願いするような信仰が生まれたんだ。」

なるほど〜。

調査員さん「ネズミを捕る生き物の代表格が猫だよね? だから、『ネズミよけ』の神さまとして『猫神さま』が信仰されたんだよ。農家では、猫の絵を描いたお札を飾ったり、猫の絵や文字を刻んだ石碑を建てたり、この写メのように猫の像をおまつりしたりして『ネズミよけ』のお祈りをしたんだよ。」

へ〜!! そんなレキシがあったんだぁ! でも、ということは、ボクが『猫神さま』をハッケンしたお家は、ムカシ養蚕をしてたってことかな!?

調査員さん「うん。その可能性は高いんじゃないかな! それから、これは豆知識なんだけど、猫の他にムカデも『ネズミよけ』として信仰されていたんだよ。」

え〜…ムカデ!? ボク、ムカデもニガテ…(+_+)

調査員さん「昔の人は、ネズミはムカデが苦手だと信じてたんだ。角田市の福応寺には、江戸時代から奉納され続けている『ムカデの絵馬』が3万点以上もあってね。そのうち2万6千点ほどは国の重要文化財に指定されてるんだ。この地方の人々の信仰の形を今に伝える、貴重な遺産になっているんだよ!」

 福應寺の絵馬が国の重要有形民俗文化財に(角田市ホームページへ移動します)

へぇ〜! スバラシイね!!

調査員さん「それと、蔵王町のお隣、村田町の歴史みらい館では、『第62回企画展 北の猫神さま〜猫と養蚕〜』っていう企画展をやってるんだよ。平成26年1月19日までだから、見学しに行くと勉強になると思うよ!」
 

 企画展『北の猫神さま〜猫と養蚕〜』開催のお知らせ(村田町ホームページへ移動します)

うん! 今度行ってみるね〜(^o^)丿 それにしても調査員さん? 今日はヨソの宣伝ばっかりだったね!

調査員さん「いいのいいの! みんなで仲良くレキシを盛り上げていければ最高じゃん!」

そうだね〜

<Y>
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