冬の円田盆地
「小村崎・平沢地区の遺跡」っていう文化財説明板だ!
円田盆地の北部にある小村崎・平沢地区では、大きくて新しい田んぼを作る工事のために、たくさんの遺跡を発掘調査したんだ。
そうしたら、縄文時代から江戸時代までのムカシの人の暮らしの跡がたくさん見つかったんだって。
このあたりはずっとムカシから住み良いところだったんだね。
発掘調査したそれぞれの遺跡にも文化財説明板があるから、みんなで探検して見てね!
あっ! 白鳥さんの家族が飛んできたよ!
みんなで田んぼにゴハンを食べに来たんだね!
稲刈りが終わって田んぼは春まで一休みだけど、白鳥さんたちには大事な餌場になっているんだね。
蔵王山がきれいに見られたり、遺跡の説明板を見つけたり、白鳥さんにも会えたり、冬の円田盆地も楽しかったなぁ!
じゃあ、またねー!
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蔵王町東部の円田盆地は、東西1.5km、南北3.0kmほどの小さな盆地です。県営ほ場整備事業(円田2期地区)に伴って平成15〜23年度までに15遺跡、9万平方メートルを発掘調査した結果、縄文時代から江戸時代にかけての様々な発見が相次ぎました。特筆されるのは、飛鳥〜奈良時代にかけての律令国家の進出を示す発見(都遺跡・窪田遺跡・十郎田遺跡・六角遺跡)、平安時代の豪族居宅跡(前戸内遺跡)、鎌倉時代の武士の屋敷と木器製作跡(十郎田遺跡)、中世の武士の屋敷と居館跡(西屋敷遺跡・西小屋館跡)、江戸時代の武士の屋敷跡(車地蔵遺跡)などです。
ここで紹介した「小村崎・平沢地区の遺跡」のほか、都遺跡、十郎田遺跡、六角遺跡、前戸内遺跡、西屋敷遺跡・西小屋館跡、車地蔵遺跡には各遺跡の発掘調査成果を紹介した文化財説明板を設置しています。<M>
- 2018.12.21 Friday
- 文化財さんぽ
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- by どきたん